【地下×農業】大谷夏いちご

【地下×農業】大谷夏いちご

大谷地域の大谷石採取場跡地の空気と貯留水は、年間を通して5~10℃と安定した温度を保っており、その冷熱エネルギーを活用して「大谷夏いちご」が作られています。

~大谷夏いちごの特性~
①大谷地域ならではの栽培方法
・外気温が30℃を超える真夏に「大谷石採取場跡地の豊富な冷熱」を活用して夏いちごの栽培を行っています。
・具体的には、大谷地域の採取場跡地の冷熱を地上に引き上げ、張り巡らされたチューブに通し、いちごの株元を冷やす「クラウン冷却」という方法を用いて、100%地域産出エネルギーで夏いちごの栽培を行っています。

②夏秋季の需要に適した品種
・大谷夏いちごは、栃木県いちご研究所が開発した「なつおとめ」を使い、大谷地域ならではの栽培方法で栽培された夏秋いちごです。
・「大谷夏いちご」は、しっかりとした甘みと酸味(糖度8%、酸度0.8%程度)で食味が良いという特徴のいちごです。
・鮮赤色の円錐形で光沢が良く、スイーツの食材として活用され、洋菓子店やホテルなどからも高い評価を受けています。

H25:
大谷夏いちご研究会を組織

H26:
夏いちご栽培への冷熱エネルギー利用の可能性を確認

H27:
「大谷夏いちご」の事業化へ
「大谷夏いちご」の商標登録
★ファーマーズ・フォレスト(株)が生産開始

H28:
沖縄への出荷開始
★CDPフロンティア(株)が生産開始

H29:
生産向上に向けた栽培技術の研究を開始

H30:
★(株)ロック・ベリー・ファームが生産開始
うるま市・道の駅の活用
産地化に向けた冷熱供給拠点の整備

2019.03.26