宇都宮では、大谷石を彫って掘ってほり続け、地産地消の資源として変幻自在に使いこなす文化を育んできた。石との付き合い方は時代とともに変化を続ける。地下採掘場跡地は、採掘場内探検の舞台となり、市内に9,000 棟ある大谷石建造物は、カフェやギャラリー等への転用が進む。現在も地場産業として大谷石採掘は続き、地下迷宮は拡がり続ける。 地下の巨大な凹が大きくなればなるほど、石のまち宇都宮の魅力が凸出していく。これからも宇都宮の人々は、大谷石と共に暮らしていく。
小野口家住宅
ホテル山(トウヤ採石場)
奇岩「天狗の投げ石」