「大谷石文化」とは?

大谷石層が露出する大谷石の産出地宇都宮において大谷石(層)をほる(掘る・彫る)営みと大谷石を使いこなす営みを長きにわたり繰り返すことでつくりあげられた,独自の意識・感情・慣習とそれにより生み出された地域資源の総称。

大谷石文化学の目的

「大谷石」やそれに関連する人々の営み等に関する研究は、「地質」「歴史」「民俗」「建築・都市」「景観」「産業・環境」「美術・デザイン」「自然環境」など様々な分野で行われてきた。
今回、「大谷石文化」が日本遺産の認定を受けたことを契機に、その調査研究を進める人材 の活躍促進や育成をすることは、継続的に魅力を発信する上で不可欠であることから、各分野でなされていた「大谷石」に関する研究を領域横断的に結びつける「大谷石文化学」を立ち上げる。
それにより、これまでの研究やそこで生み出された成果を気軽に得ることができるようにすることで、多くの人に対し「大谷石文化」を学ぶ機会を提供するとともに、「大谷石文化」に対する理解を深めることを目的とする。

大谷石文化学の領域

8領域を設定 「地質」「歴史」「民俗」「建築・都市」「景観」「産業・環境」「美術・デザイン」「自然環境」