駅はどこだ

駅はどこだ

歴史を想像させる小さな断片。
例えば、道路の脇にある、駅のプラットフォームを下から眺めたような地点は、かつて石を積む貨車のホームとして使われていた。
線路は道路の下に消えてしまったけれど、大谷には鉄道が走っていた。
明治29年、トロッコのような貨車を人力で押すための軌道が敷かれ、大正時代の初めには荒針〜鶴田間に、蒸気機関車が貨車を引っ張る軽便鉄道が開通している。
ちなみに、大谷の入り口でもあった荒針駅は現在の城山地区市民センター、瓦作駅は瓦作児童公園、立岩駅は立岩児童公園になっている。
頭の中で路線図を描きながら散歩してみよう。

【写真提供】大谷石材協同組合

【映像】「軌道再現 荒針駅」はこちら

【映像】「軌道再現 瓦作公園」はこちら

2019.03.26